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【自分の仔じゃない】寂し気に鳴く子犬を心配し、保護施設のケージから抜け出した一匹のワンコ…その理由に、胸が締め付けられる…

 

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カナダにあるとある動物保護施設。

そこはペットホテルと保護施設を兼ねたような施設で、たくさんの保護犬が受け容れられています。

ある日の夜。悲し気な犬の鳴き声が響く保護施設区画で、1匹の保護犬が脱走し、あるケージに駆けつけました…

母の愛を閉じ込めることなんてできない。

カナダ、アルバート州・セントアルバートに“Barker’s Pet Motel”というペットホテルと保護施設両方の役割を兼ねる施設があります。

そこである事件が起きます。その一部始終は監視カメラに記録されていました。

その日の夜も、いつも通り静かに始まりました。

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勤務していたスタッフは帰宅し、犬たちがいる区画は薄暗闇に包まれ、監視カメラが見守る中、犬たちはみな穏やかな時間を過ごします。

ただ、やはり数匹の犬はさびしがっているのか、切なげな声がときおり響きます。

その声が数度響いたのちに……最近収容されたメス保護犬のマギーが動き出しました。

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彼女はケージをせわしなく動きまわったかと思うと、ご飯や水を差しいれるために空いていたケージの穴に身をねじ込み、すさまじい力をもってしてケージから脱走!

そのままコンクリートの通路を矢のように疾走します。施設から逃げ出してしまうのか!? そう思われましたが、なにかを探すようにして区画を徘徊します。

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そしてマギーはあるケージの前で急停止。そして、そのまま鉄網に体を押し付け、うずくまりました。

マギーが寄り添ったケージのなかには保護された幼い犬が2匹いました。

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区画に響く切なげな声は、その2匹が発しているもので、ケージに体を押し付けるマギーは子犬たちに向けて「大丈夫、あなたたちのためにここにいるから」と伝えているかのようでした。

実はマギー、数週間前に愛する子犬を亡くしていました。

愛したすべてを失って、この施設にたどりついていました。

そんな無念を背負った彼女だからこそ、響く子犬の鳴き声を無視することができず、脱走をしてまで駆けつけたのでしょう。

鉄網があるから、直接さわって「落ち着いて」と伝えることができない。

だからマギーは網に体を強く押しつけ、できるだけ子犬たちに体を寄せて、安心を与えようとした――亡くしてしまった子犬たちにいつもそうしていたように。

その後、脱走を検知したセンサーからの通知を受けたスタッフが施設に駆けつけます。

慌てて登場したスタッフをマギーは喜びながら出迎えました。

スマホから監視カメラを介して一部始終を見ていたスタッフはマギーをとがめずに彼女を撫で、それから子犬2匹をマギーのケージに入れてあげました。

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マギーは2匹の子犬に体を寄せ、ぺろぺろとグルーミングをしてあげます。

子犬たちも気持ちが落ち着いたのか、マギーに甘えるうちに静かになり、その日の夜は穏やかなものに変わりました。

翌日も、子犬たちとマギーは実の親子のようにしっかりと身を寄せ合っていました。

その後、マギーは無事に新しい家族に引き取られ、子犬2匹も里親募集が開始されました。

子犬たちの里親はすぐに見つかるだろうと考えられています。

子犬を亡くした無念に背中を押され、脱走してまで駆けつけたとある犬のお話でした。

母の愛を閉じ込めることは、到底不可能なことだったのですね…

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via:peco

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