【のらネコの就職先】保護された捨て猫を「ネズミ捕り」として“雇用”するプログラムが秀逸
米国ワシントン州シアトルの動物保護団体“SpokAnimal”が「捨て猫たちの新しい就職先」として立ち上げた“Farm Livin’(農場暮らし)”というプログラムが話題になっています。
そんな3食昼寝付き!?のお仕事をするかわりにニャンコ達を飼ってもらうという画期的なシステムを紹介します。
日本だってかっては、奈良時代に聖徳太子がねずみ駆除のためニャンコを経典と一緒に中国から輸入されたと言われてますので正に適職!?かもです。
住み込みでネズミ捕りの仕事を
このプログラムはネズミ被害で困っている農場や倉庫のオーナーたちに、シェルターで保護された猫たちを「ネズミ捕り」として引き取ってもらうというもの。
引き取られた猫たちは農場に住み込みでネズミ捕りとしての仕事を与えられるといいます。
確かにネズミを捕まえるのが得意な猫たちにはうってつけの仕事です。
シェルターに保護された猫たちは“農場暮らし”をしていく上で必要な予防接種や去勢手術なども済ませており、後は農場を経営する引き取り先のオーナーを探すだけです。
条件が合うオーナーが見つかると、猫たちは晴れてネズミ捕りとして引き取られていくこととなります。
年間1700匹が命を救われ
2009年6月以降、このプログラムのお陰で年間1700匹もの猫が命を救われているとのことです。
その上、猫たちは農場内でネズミ捕りとして第2の人生を過ごすだけではなく、新しい家族となった農場のオーナーたちがかわいがってくれているそう。
飼い主さんに抱っこされて幸せそうなこちらの猫ちゃんも立派なプロのネズミ捕りとして活躍している様子。
このプログラムの動画は現時点で260万回以上も再生されており、プログラムに対する賛同の声が多数上がっている。
▼動画はこちら▼
SpokAnimal C.A.R.E. is on a mission to save as many cats as possible. Find out how they’re helping ferals get a second chance at life.
The Animal Rescue Siteさんの投稿 2016年3月9日
via;irorio
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